こんにちは!
今回はE235系に関する記事を書いていきたいと思います。
2015年に山手線に導入され、現在までには横須賀・総武快速線にも導入されているE235系ですが、横須賀線への導入後の計画が不透明になりつつあります。今回は過去にE235系が導入されることが報道された路線を振り返ってみたいと思います。
宇都宮・高崎・東海道線系統
まずは宇都宮線など、いわゆる湘南色の電車が活躍している路線です。もともとは山手線にE235系の総入が完了すれば、この路線に転属となるのではないかと言われてきましたが、結果としては横須賀線に先の導入となりました。その後、初めて湘南色路線への導入が報道されたのは、2018年の産経新聞です。この記事では、「東京都内と静岡県東部を結ぶ東海道線、埼玉県や群馬、栃木各県とつなぐ高崎線、東北線などにも順次投入する方針」といった記載があり、横須賀線系統へのE235系導入完了後は、宇都宮線系統への導入が示唆されていました。しかし、この計画は2021年に報道されたある報道により、可能性が低くなることが明らかとなりました。
京浜東北・横浜線
2021年6月、共同通信の報道(現在は削除済み)により、京浜東北線に新型車両が導入されるという報道がありました。そのほかにも、労働組合資料などから、E235系が京浜東北・根岸・横浜線に導入予定であることが分かり、E233系は房総地区などに転用予定であることが分かりました、同時に、ワンマン化されることも発表となり、E235系は宇都宮線系統から、京浜東北・横浜線への導入に計画変更となったことが分かりました。これまでは、宇都宮線に導入したE235系によって置き換えたE231系を地方転属させるという話でしたが、地方転属はE233系で予定されていることが労働組合の資料から分かり、計画が変更となったことが確実視されていました。横須賀線へのE235系の導入が完了すれば、次は京浜東北線系統に導入されるということは、確実だと思われていた中、2022年、京浜東北線のE233系に機器更新とワンマン化改造が行なわれることが労働組合資料から分かり、E235系導入は中止となった可能性が高いことが分かりました。宇都宮線でも計画変更、京浜東北線でも計画変更…まさしくE235系の導入計画は右往左往していることになります。一方で、横浜線に関しては、中止になったかどうかはまだわからない状況となっています。
京浜東北線での計画が変更となった今、次のE235系導入予定の路線はどこなのでしょうか。東海道線所属のE231系は現在も引き続き機器更新を行っている途中であり、今後も活躍するのではないかと見られています。それでも、再び湘南色路線へのE235系導入計画が復活しているのか、それとも別路線への導入計画があるのか、もしくは今後、E235系は導入されないのか、気になるところですね。
これらの相次ぐ計画変更により、高崎・長野の211系、房総の209系の置き換えも後回しとなっている可能性があります。これらの路線の動きも気になるところです。
それでは今回はここまでにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!