こんにちは!
今回は、中央線209系1000番台に関する記事です。
先日、E233系0番台へのグリーン車組み込みが1年ほど延期となることが発表されました。SNSではこのことにより、209系1000番台が延命されるのではないかという書き込みを見かけました。しかし、本当に延命されるのでしょうか?そのことについて少し考えてみたいと思います。
↑209系1000番台
まずは、そもそも、209系1000番台がなぜ中央線で走っているのかについて見直さなければならないでしょう。中央線で209系が走っている理由は、あくまでもグリーン車組み込み準備工事の期間中にE233系が不足するため、それに備えて導入されているわけです。グリーン車組み込み工事は、トイレ設置など、各総合車両センターで長い工期をかけて行うものなので、その改造を行っている期間にE233系が足りなくなってしまうのですね。その対策として導入されているにすぎないということを踏まえる必要があると思います。
しかし、今回のグリーン車延期はあくまでもグリーン車の製造が遅れるだけであって、組み込み工事が延期になるとは書かれていないんですよね。そう考えるとですよ、グリーン車が連結されなくたって、準備工事さえ終われば、209系って不要になるんですよ。ですので、グリーン車連結が遅れるからと言って209系の延命につながる直接的な理由になるとは、私は思えないです。
しかし、延命説を完全に否定できないのもまた事実です。グリーン車導入が遅れるので、準備工事が遅れる可能性もゼロではないと思うんですね。準備工事の工期が伸びれば、209系は延命するでしょう。このあたりは発表されてないので、分かりません。また、否定しておいてなんですが、グリーン車製造後、グリーン車の組み込みに1編成あたりどれぐらいの時間を要するのかはわかっていないんです。もし、209系1000番台が組み込みを行う際の予備も兼ねているならば、延命されるでしょう。現段階で延命かそうでないか、断定するのは時期早々ではないのかなと私は思います。
いかがでしたでしょうか。今回は209系1000番台延命についての記事でした。私は延命は無いのではないかと思っていますが、個人の感情としては、延命してくれたらうれしいです(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!