こんにちは!
さて、今回はスローループ11話の感想になりますが、簡単に書きます。
本当にひとことでまとめると、ひよりと恋尊いにつきますね。もう、それだけです。
特に今回の回、普段クールな恋ちゃんの「こども」な側面をしっかり見せてくれて、そしてその「こども」な恋ちゃんが納得できるような、素晴らしい関係が二人の間にあるということが分かり、それが本当に素晴らしいんですよ。恋ちゃんの心の中にも、ひよりちゃんが離れていく寂しさ、というのがあったというわけです。それも藍子ちゃんみたいにその嫉妬心を誰かに話すこともできずに…です。でも、その心が、ひよりちゃんの一言で完全に吹っ飛んだわけです。ひよりちゃんは恋ちゃんのそんな思いを意識して発言したわけでもないのに、ですよ。本人的には普通に「ありがとう」の気持ちを伝えただけなのに、恋ちゃんにとっては、どこか救われたような気持ちになっている、これですよね、二人のすばらしさって。恋ちゃんがこんなにもひよりちゃんを大切に思っているのは、お母さんの仲がよかっただけの要素で成り立っているはずがないんです。何気ない一言に救われたり、うれしいことを言ってくれたり、そんな人間性に惹かれているはずなんです。それが見事に形にあらわれたというか、そんな回だったなと思います。
そして、恋ちゃんが小春に言った、あの「内緒」がめちゃくちゃいいですよね(笑)言い方はもちろんですけれども、言ってみれば「ひよりちゃんを奪った」小春への軽いいたずらなわけですよ。どんなに小春とひよりの二人の仲が良くなったって、出会う前の恋とひよりの物語は独占してやるぞ、そんな恋ちゃんの可愛らしい「こども心」が見えていて、微笑ましくなりました。(私の勝手な解釈ですけどね…)もちろん恋ちゃんが小春を恨んでいるなんてことは絶対ないわけなんですけど、それでもやっぱりひよりと二人きりになりにくくなったのは事実ですから、そのことへの軽いお返しみたいな、あのいたずらっぽい「なーいしょ」が本当に可愛らしくて。なにも分からない小春のあの反応も含めて、素晴らしいなと感じます。それにしても、ひよりとの幼いころの記憶を今回、一切吐きませんでしたからね。恋ちゃんも相当ですよ(笑)
そして、結局、小春とひよりが出会ったのって、二人だけで成り立っているのではなく、3人だからこそ成り立ったんだということが今回の回で分かって、その点が一番感動しました。恋ちゃんの「おめでとう」がなかったら、ひよりと小春は出会ってないんですから、3人はみんな関連し合っているんですね。そのことを知ってからあの3人の仲の良さを振り返ってみると、この子たちってこれからもずっと「過去も未来も笑っちゃうような今」を大切に過ごすんだろうな…とそんな風に思います。
短いですが、今回は簡単にここまでにしたいと思います。来週最終回。本当に寂しいですけれども、楽しみます。
最後までご覧いただきありがとうございました!