こんにちは!
本日の深夜にかけて、ついにスペーシア100系に初の廃車回送が実施されてしまいました。
本日の深夜、スペーシアで、サニーコーラルオレンジカラーをまとって活躍していた100系104Fが解体所まで回送されました。
↑104F
サニコ、粋・雅へのカラー変更が進んでいた際、最後まで原色で活躍していた編成であり、新色化後、103Fと106Fが日光詣カラーになってからは唯一のサニーコーラルオレンジカラーとして活躍していた編成でした。104Fの廃車により、サニーコーラルオレンジカラーは、粋に続いて消滅することになります。
実は104Fに関しては以前から廃車となるのではないかという噂がありました。それを示唆する動きとしては、スペーシアの原色・デラックスロマンスカー復刻発表がなされた際、日光詣カラー以外の編成で復刻対象になっていないのはこの編成のみだったということです。ほかにも、500系リバティにより、スペーシアの運用数が削減されたり、この104FのみVVVFのソフトが未更新であったりしたことから、昨年あたりから廃車されるのではないかという噂が飛び交っており、今回その噂通り、廃車になってしまいました。
東武の看板特急、スペーシア。私にとってみれば、まだまだ新しい印象ですから、いざ廃車になってしまうと、ものすごくショックですね…。200系の場合、下回りが機器流用ですから、廃車も致し方ないと思うような気もしていたのですが、100系が廃車となってしまうのはまた違う衝撃があります。そして、350型よりも先の廃車ですからね…その点もなんだかショックです。
残った編成の今後ですが、とりあえず、リバイバルカラーの対象になっているほかの編成は当分安泰だと思われますが、東武の新型特急N100系が誕生したら、また数編成の廃車が発生するかもしれません。N100系は100系の更新用ではないと発表されていますが、N100系が誕生する以上は、スペーシアとしての100系の運用数は減るでしょうから、おそらく廃車、もしくは転用等の動きが発生するものと思います。
ついに始まった100系の廃車。衝撃的ですが、残った100系はもちろんですが、減便となった200系/250系、定期運用を離脱した350型の今後にも注目していきたいと思います。
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