こんにちは!
さて、今回は京葉線で1編成のみ活躍する京葉線の209系500番台ケヨ34編成についての記事を書きたいと思います。
京葉線にはE233系に混ざって1編成のみ209系500番台が活躍しています。レアな編成ということもあり、鉄道ファン人気が強い編成ですが、そんなケヨ34編成には度々根拠不明の引退説が飛び交うことがあります。1編成のみという希少性から、このようなうわさが飛び交うこともあながち理解できる部分もありますが、これまでこのような引退説が飛び交ってもなお京葉線での活躍を続けてきました。そんな中ですが、今回のダイヤ改正でも、引退するのではないかという噂が飛び交っていました。ツイッターはもちろんですが、一部の規模の大きいサイトでも取り上げられており、引退するのではないか?と半信半疑な方も多かったのではないでしょうか。今回このようなうわさが飛び交った理由は京葉線の減便が影響しています。実際に今回のダイヤ改正では2運用削減されており、この削減によって、扱いにくい存在であろう209系を置き換えるという考察についてはある程度理解できるものでした。私個人の意見としては引退しないのではないかと思っており、そのような記事は書いておりませんしたが、そのような噂があったことは知っておりました。しかし、結果から言うと、やはりケヨ34編成が引退することはありませんでした。今後も209系を京葉線で楽しむことができることに安堵しました。
↑209系500番台ケヨ34編成
では、今回運用が減らされたにもかかわらず、引退しなかった理由はなんでしょうか?ヒントは以前、ネット上で拡散された、JR東日本横浜支社の労働組合の資料にあります。その資料によると、少なくとも横浜支社のエリア内に関しては、余剰車両については、訓練などに使用するなどして活用し、廃車や転用は行わない方針が示されていました。おそらく、この方針は、横浜支社に限られたものではなく、基本的に首都圏の主要路線はこの方針が適用されていると考えています。そのためケヨ34編成は今回、ダイヤ改正を乗り切ることができたのではないでしょうか。
ちなみに京葉線には2023年に幕張豊砂駅という新駅が開業することが決まっています。この開業により1~2運用ほど増加することも想定されています。もしかすると、このこともケヨ34編成が引退しなかったことに関係しているかもしれません。
今回のダイヤ改正については乗り切ることもできたものの、今後も長くケヨ34編成が京葉線で活躍できるという保証はどこにもありません。もしかすると、今後、余剰車両は廃車にするという方針転換があるかもしれませんし、今後、多線からE233系が転属してくる可能性というものあると思います。今後、ケヨ34編成はどのような運命をたどっていくことになるのか、注目していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。