てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

【新聞社に意見】813系座席撤去車が話題に

こんにちは!
普段首都圏の車両の記事ばかり書いていますが、今回はJR九州の813系の座席撤去車についての記事を書きたいと思います。
JR九州では昨年から813系の200、300、1100番台を対象に車内の一部座席の撤去を行っています。




もともとドアとドアの間に片側1列10席あった座席のうち4席を撤去し、このように片側1列6席まで減らしています。
この改造方法がなかなかなもので、ドアに一番近かった座席をそのまま撤去しているので、必然的に今まで中間に備わっていた座席が外側に出てくるようになったのですが、外側に出てきた座席は一方向に固定する(転換できなくする)だけで、もとの座席をそのまま見た目を変えずに流用しています。そのためいかにも無理やり撤去しました感が満載の車両になっています。
この話は鉄道ファンの間では話題になっていましたが、普通の乗客の間ではそんなに騒がれていないのかな…と思っておりましたが、どうもそうでもないようです。つい先日、座席撤去車の話題が西日本新聞のオンラインサイトの記事になっていました(笑)
www.nishinippon.co.jp
予想以上にこの車両が不評のようです。
この車両に乗車している身からすると、確かにディタイムにこれが来ると嫌です(笑)昼間で大した人がいなのに座れないなんてこともあります。しかし、朝夕ラッシュの場合、かなりよく機能しているとは思います。ドア付近の混雑が解消されたのは乗っていて実感します。
そもそも転換クロスシートの場合、通路が狭いので一人分くらいの幅しかないんですね。そのため車内中ほどまで詰めず、通路はガラガラなのにドア付近だけ乗り込めないほど混んでいる、などというのはJR九州ではよく見られる光景です。その緩和には多少機能している思うので、個人的には一長一短なのかな…と思います。いや、一長二短くらいは言ってもいいかも(笑)
813系座席撤去の他にも、混雑緩和のために、811系リニューアル車は座席をロングシートに変えていますし、817系に関してはこれまでクロスシートとして使われていた座席をそのまま再利用し、座席の向きだけロングシートにするという荒業をやって見せています(笑)このように他形式は座席の向きを変えてしまうという手法で混雑緩和を図っているので、いずれくるかもしれない813系リニューアルの時にはロングシート改造がされて、座席撤去という荒業は一時的なものなのではないかな…とは思いますが、どうでしょうか。(コロナ禍で811系リニューアルすら止まっているのでいつになるかは分かりませんが…)
今回はこのようなところでしょうか。ちなみに新聞記事のコメント欄を見てみるとなかなか面白いと思います。813系の話題なのに817系2000/3000番台への熱い風評被害が確認されました(笑)JR九州は座席に関する話題が絶えないですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!