てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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【定期引退後は廃車?】どうなる?東武鉄道350型




こんにちは!
さて、今回は東武鉄道350型の記事を書いていきたいと思います。
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↑SL大樹号と並ぶ350型
東武350型は東武鉄道では最も古い特急車両です。351F、353Fの2編成が在籍しています。今現在では土休日のきりふりの運用のみ残されていますが、今年のダイヤ改正できりふりも廃止となり、定期運用を失うこととなりました。この2編成は定期運用の引退後どうなるのかを今回の記事で考えていきたいと思います。

351F

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まず351Fに関して、こちらはほぼ間違いなく廃車になるでしょう。理由は2つあり、まず一つは定期運用を失うこと、もう一つは検査期限が迫っていることです。351Fは実は今年の5月に検査期限を迎えます。定期運用を終えた車両をわざわざ検査に通すとも考えにくいです。これらのことからほぼ間違いなく廃車になるのではないかと思います。

353F

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353Fに関しては正直読めないな…という印象です。定期運用を失うことについては確実なのですが、こちらの編成は実は検査期限にまだ余裕があるのです。(来年の10月が検査期限)このことが廃車が怪しいなと思っている大きな理由です。というのも、350型というのはクラブツーリズムなどの団体列車としての登板が近年多くなっています。350型の希少性が高まっていることが理由だと思います。このような形で350型を団体用に1編成のみ残すメリットが東武鉄道に無いかといわれれば、決して無いとは言い切れないと思います。そうなると、検査期限が残っているうちは団体用で残し、検査が切れるタイミングで廃車となる可能性もあるのではないか?と思っているところです。過去に検査期限まで残った例としては352Fがあります。現在350型は2編成のみ在籍していますが、実は昨年まで352Fが在籍しており、350型は3編成体制だったのです。2020年までしもつけの運用があったので350型は3編成体制だったのですが、しもつけが無くなってからは2編成のみ残せば十分でした。しかし、352Fは不必要にも関わらず検査が切れるまでは残したのですね。これはおそらく故障時の予備という役割と、団体需要が高まっていたことも影響していると思います。不必要でも検査期限が切れるまでは廃車にしないという動きが同形式であったため、この353Fについても検査期限までは残す可能性もあるのではないかと思っています。その他にも1819F亡き今、この353Fを廃車にしてしまえば、特急型の団体用電車がスカイツリートレインのみになってしまうということも、残す可能性があると思っている一つの理由ですが、どうなるでしょうか。個人的には残してほしいなと思っていますが、真実は東武のみ知るということです(笑)
ちなみに小田急VSEに関しては定期運用は終えても検査期限までは旅行商品ように残すと発表していますね。JR東日本185系も廃車の順番待ちとなる今年度までは臨時・波動用として残されました。定期運用を離脱した車両が臨時用に走れるうちだけ走るという動きはありえないことではないんだよ…ということはお伝えできればと思います。



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↑2017年まで活躍していた350型の6両版の300型
どちらにせよ、ダイヤ改正以降350型に乗ることは難しくなってしまうので、きりふりの運用が残っているうちに乗り収めに行かれてみてはいかかでしょうか?私も何度も乗っていますが、スペーシアやリバティでは味わえない、古く安っぽい良さが癖になる形式だと思います(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!
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