こんにちは!
先週末は川越車両センターで川71,72編成(ハエ71,72)の引退前撮影会があったようですね。今回は209系3100番台の引退に際して、近頃YouTubeやTwitterなどで一部の方が噂されている209系3100番台の伊豆急行線への譲渡の可能性について考えてみたいと思います。伊豆急行線へは昨年2本の209系2100番台が譲渡されており、2100番台より新しい3100番台についても譲渡されるのではないかと一部で噂されています。確かに今年の導入編成については2編成と明言されていますが、来年度以降の導入編成については明言されていません。そのように考えると来年度以降譲渡されるのではないかという噂が立っているわけです。
結論から言いますが、可能性は低いと思います。
可能性が低いと思う理由についてこの記事で書いていきましょう。
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機器未更新だということ
この理由が一番大きいのではないでしょうか。209系3100番台は機器更新が行われていません。これが209系2100番台との大きな差です。いくら車齢が若いとは言っても、足回りの経年については2100番台の方が若い、つまりモーター付近に限ると2100番台の方が新しいということになるのです。未更新の機器(GTO)の耐久年数は基本的には十数年ですが、ハエ71編成、72編成共に15年以上使っています。(コメントご指摘により、ハエ72編成の記述を修正しました。ご指摘ありがとうございます。)足回りに関しては耐久年数を超えるんですね。このGTOを引き続き使うことは考えにくいわけです。しかし、機器更新をするとなるとまた莫大な費用が掛かります。そこまでしてこの車両を買うか?となると疑問が残る、これが譲渡される可能性が低いと考える一番の理由です。
トイレ未設置だということ
伊豆急行線で活躍するとなるとトイレ設置が必要となります。しかし、3100番台にはトイレはついていません。こちらも設置するとなると費用が掛かりますね。これらの改造が必要になることも3100番台が譲渡される可能性が低いと思われる一つの理由です。
この他にもボックスシートがついていないことなどがあげられます。
上記に挙げた基準を全て満たしていたのが209系2100番台だったんですね。209系2100番台は機器更新済、トイレやボックスシートもあるなど観光路線としての需要を満たす装置についても設置済でした。その他保安装置についても多くが伊豆急行で必要なものとマッチしていました。そのことが評価され、伊豆急行は購入に踏み出したものと思われます。これらの基準を満たす2100番台は5編成廃車になったにも関わらず、2編成しか導入されなかった経緯を考えると、伊豆急行に必要な新型車両は2編成で十分だということでしょう。基準を満たす2100番台を導入しなかったにも関わらず、基準を満たさない3100番台を車齢だけで評価して購入するとは考えにくいです。これらの理由が伊豆急行に導入される可能性が低いと考えられる理由です。
いかがでしたでしょうか?
これらのことを考えると残念ながら209系3100番台が譲渡される可能性は低く、引退と同時に解体となる可能性が、残念ながら高いのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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