てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

【車齢50年越えが爆走】新旧入り乱れのヤバイ路線、東武アーバンパークライン(東武野田線)

こんにちは!
ここしばらく車両動向とか疎開履歴とかデータ的な記事ばかり出していたのでこういう記事も書いてみようかなと思います。(どれだけアクセス数が伸びるかは分かりませんけれどもw)
さて本日は私にとってすごくなじみ深い路線、東武野田線東武アーバンパークラインのご紹介です!
多くの方がご存知だとは思いますが、東武アーバンパークラインの正式名称は東武野田線東武鉄道ゴリ押し推奨している路線愛称が東武アーバンパークラインとなります。(沿線民は今でもほとんど野田線と言っているのはここだけの秘密♪)今回の記事では愛称は長いので今後野田線と書いていきます。
野田線は埼玉県の大宮駅から千葉県の野田や柏を通って船橋へと直通する路線です。2016年からは大宮から春日部間で、2020年からは運河から船橋間でも急行が走り出し、今東武も力を入れている路線になります。
そんな野田線ですが、現在走っている車両が非常に面白いので今回はそのことについて書いていきます!

野田線で活躍する車両たち

ここでは夜に走るアーバンパークライナーを除いた普通電車の形式をご紹介していきたいと思います。
野田線で走るのは3形式の車両です。
形式名は左から8000系、10030型、60000系です。

それではそれぞれの形式の解説に移ります。

8000系


東武鉄道8000系は1963年より活躍する東武でもとても古い形式の車両です。現在は大師線東上線小泉線、佐野線、桐生線野田線などで活躍しています。その中でも野田線では1969年以降に製造された車両が16編成活躍しています。2013年より置き換えが始まっていますが2016年を境に現在はストップ(2018年に故障により1編成が廃車となっていますが…)、2018年以降は引退は出ていません。
そんな野田線の8000系ですが、非常にバライティ豊かな種類の車両が活躍しています。
まずは16編成中3編成しかない幕車です!




ご覧の通り行先表示器が幕タイプになっている編成です。8150F、8159F、8163Fの3編成のみが幕式、残りは全て3色LEDです。
幕車急行は特に東上線や本線で活躍していたころを思い出すような見事な幕です。2016年の急行運転時より種別幕も復活しています。
そんな中でも特に面白いのは8150Fです!

なんとこの編成、製造51年目の車両で、さらに東武鉄道で活躍する旅客用の編成として最古参の編成となっています。ちなみに関東の大手私鉄の中でも最古参の編成です(笑)
昨年の春、車齢50年を超えながら検査を出場しました。さらに昨年デジタル無線に対応する工事も行っておりまだまだ活躍する気満々ですw そんな最古参の編成も急行に充当されますから、51年を超えた車両の全力の走りを見ることができます!野田線に乗ったらこの編成は見ておきたい!そんなおススメの車両です。大手私鉄で50年以上使うというのもなかなかないことです。最近話題になる奈良線103系でさえまだ50年はいっていないですから。しかも活躍路線が田舎の過疎線区ではなく10分に一本間隔運転かつ急行まである路線ですからね。とても珍しく乗る価値が高いと思いますよ。

続いてご紹介するのはスーパー8000系とよばれる編成です!

スーパー8000系と呼ばれる編成はインフレナンバーの5桁の編成番号が振ってある81110F、81113F、81114Fの3編成です。
スーパー8000系ってなんなの?ということですが、リニューアル改造時に他の編成よりも手の込んだ改造が施してある編成のことで、他の編成と違う点として、ドア上にLED表示器がついていることや自動放送がついていること、車外スピーカーがついていることなどが挙げられます。また81113fと81114fはバケットシートになっています。(※81110Fもバケットシートになっていました)乗車したときに自動放送が聞こえてきたらスーパー8000系です。
2013年以前の全編成8000系の時はあたるとすごくうれしい編成でしたね(笑)(今は幕車があたりだと思っていますが…)野田線で自動放送を聞く機会なんてこのスーパー8000系しかありませんでしたからね。8000系の中でも比較的後期の編成なので長く活躍してほしいですね。

個性的な編成はこれくらいですかね。ただ全編成相当古い車両が使われていて、デジタル無線工事などの延命措置はとられていますが、いつ引退するかは分かりません。私も早めに記録していきたいと思います。

10030・10050系


10030・10050系は2013年より本線からの転属で導入されました。現在は未更新編成4本リニューアル編成5本の計9編成が活躍しています。
この形式はやっぱり更新・未更新が大きな特徴かと思います。
まずは未更新編成です。

未更新編成は本線時代に未更新だった編成をそのまま転属させています。そのため本線時代と内装はあまり変わっていません。
ただ一つ特徴的なのは2019年に転属した11654Fです。転属時に車内がLED化されています。未更新ながらも明るい車内が特徴的です。将来的に更新するのでしょうかね?その点が注目です。



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続いて更新編成です。

更新編成も基本的に本線時代と内装は変わっていません。本線時代に綺麗にリニューアルしているので後程ご紹介する60000系にも劣らない綺麗さです。
ドアチャイムがついていたりドア上にパットビジョンやLED表示器がついていたり、モケットや床も張り替えてあったりと非常に綺麗な車内となっています。

個人的に来たらあたりの編成だと思っています(決して新しくないのに内装が綺麗なそのギャップが好きですw)

60000系


最後はなんと言っても野田線期待の星である60000系です!2013年に野田線向けに初めて新造された形式です!(これまでは本線や東上線のおさがりばかりでしたw)私も2013年すごくわくわくしていましたw
現在18編成が在籍しています。

60000系はやっぱり綺麗な車内と野田線初のVVVFが魅力的です。
60000系はドア上にLCDを導入、車内モケットも綺麗です。照明はもちろんLED。明るい車内になっています。そしてこれまでおんぼろしか走っていなかった路線でVVVFが聞けることがなんといっても嬉しかったですね。東武アーバンパークラインという愛称に唯一恥じない形式なのではないかと思います(笑)(だって8000系とか完全に似合ってないでしょw)

そんな60000系ですがなんと2016年を境に一切導入されていません!一部では70000系導入を優先的に進めるからではないかと言われていましたが、70000系導入が終わった現在でも追加増備の予定はありません。なぜ?WHY?って感じですがこのいろいろな形式が入り乱れている現状が続くならいいですけどね。今後追加増備があるのかに注目です。



こんなところでしょうか。
ちょっとだけでも野田線の魅力が伝わってくれれば幸いです。ぜひ乗ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!