こんにちは!
さて、今回はもはや風前の灯となったJR東日本管内の205系が今後どうなっていくのかを予想してみる記事になります。
まずは引退予測をする前にJR東日本に残っている205系を確認してみましょう!
相模線205系500番台 4連×13編成
宇都宮線・日光線205系600番台 4連×12編成
南武支線205系1000番台 2連×3編成
鶴見線205系1100番台 3連×9編成
仙石線205系3100番台 4連×17編成
計 56編成 201両
このようになっています。いずれの路線も短編成かつ所属編成が少ないということもあり、置き換えようと思えば簡単に置き換えてしまうことが可能なレベルの在籍数となっています。
それではこの205系たち、今後どのようになっていくのかまずは労働組合などの資料から明らかになっていることから書いていきます。
1.205系600番台
205系600番台は元々は京葉線や埼京線で使われていた車両で205系の中でも割と後期に製造された部類の編成が活躍しています。
そんな600番台ですが、2月に公開された労働組合の資料に置き換えを示唆するような内容が含まれていました。その内容とは、E131系導入に関する記述です。資料には「E131系導入計画に伴う205系の使用計画を明らかにすること」という会社への質問が掲載されており、内容は205系の検査期限が来年度にくるため走行距離の問題をどのように解決するのかといったことでした。この掲載から推測すると2021年2月から見て来年度、205系の検査は通さずに廃車にする計画があるものと思われます。既に距離調整と思われる動きをしている編成もあります。E131系の細かい導入計画は分かっていないのでいつ導入されるかは分かりませんが来年までに導入、205系は廃車になる可能性が高いため、今一番引退の時期が早いと思われるのはこの600番台です。
205系3100番台
205系3100番台は元々は中間車だった車両を先頭化改造して4両編成を組成し、活躍しています。
こちらの車両たちも昨年7月に公開された労働組合資料より置き換えが示唆されています。資料によると、2024年以降E233系の導入が計画されているとのことです。昨年の7月には京浜東北線・横浜線にE235系の導入、E233系の転用計画がこちらも労働組合資料より明らかになっているのでおそらくどちらかの路線のE233系が導入されるものと思われます。この計画が変更になっていなければ仙石線用車両の置き換えは2024年以降ということになります。しかし、この発表以降に計画変更があった可能性も0ではないので今後の動きに注目です。
以上の2路線がかなり細かい計画が分かっている路線になります。ここから下はほとんど情報がない路線です。完全に私の予測を書いていきます。
205系1000・1100番台
205系1000・1100番台は両番台とも鎌倉車用センターに所属していますが、1000番台は南武支線用、1100番台は鶴見線用の車両です。1000番台は2両編成で、1100番台は3両編成で活躍しています。
置き換えについてですが、使われている線区は違いますが、置き換えのタイミングは基本的に同じタイミングなのではないかと思います。理由は簡単で205系をどちらかの線区だけ残しておくメリットは整備の観点から見ても、運転の観点から見てもないからです。そんな車両ですが、置き換えの車両は何になるのでしょうか。この線区に関しては、E233系の転用、E131系の導入、燃料電池ハイブリット車の導入の三つが有力な説であろうと思いますが、私はE131系が濃厚であると考えています。まず、E233系について、転用する場合は中間車を先頭車に改造する必要があります。しかしJR東日本では新系列電車が営業用で先頭化改造がされた実績はありません。クラっシャブルゾーンの関係や予算の関係と思われています。特にクッラシャブルゾーンを設けずに転用をすることはできませんので今更実績がないことをやるという可能性も少ないでしょう。これらのことからE233系の可能性は低いと思います。続いて燃料電池ハイブリット車についてですが、2021年に試験車が同所に所属に配置されることが明らかになっているので、この案が以前は有力視されていましたが、試験開始から実用化までには時間がかかるので、可能性は低いのではないかと思います。以前、205系の置き換えについて「まもなく(数年後)代替車が入る予定です。」という内容の紙が府中本町駅に掲載されていたことがあります。数年がどの程度を指すのかはわかりませんが、まもなくと書いているぐらいですから、比較的近いタイミングというのは想像できますよね。これらのことからE131系の導入が一番有力なのではないかと思います。そして導入のタイミングですが、小山へのE131系の導入が終わった後になるのではないでしょうか。
205系500番台
205系500番台は相模線用の車両で、こちらも比較的新しい205系となっています。
この線区についてはE233系の転用、E131系の導入の二つの可能性が高いと思われますが、私はE131系の導入になるのではないかと思います。理由は簡単で仙石線置き換えの際に紹介した労働組合のE233系転用の資料に相模線は掲載されていなかったからです。これを行ってしまうと鶴見・南武支線も同じだろ!と言われるかもしれませんが、同じです。これを鶴見・南武支線で書いてしまうとこの項の面白みがないから書きませんでしたw 鶴見・南武支線にE233系が導入されないと考えた理由の一つにこれも入っています。
話を相模線に戻しますが、相模線は4両編成なのでE233系を先頭化改造しなくても導入できるのでこれまではE231系orE233系の導入が有力視されてきました。しかし資料に掲載が無いとなるとE131系の導入の可能性が高いと思われます。ただ単に掲載を省いただけかもしれませんが、E233系の多線区転用の本数を考えると相模線まで導入する余裕はないと思われるのですね。このことから考えてもE233系の導入の可能性は低いと思われます。
そして導入のタイミングですが、鶴見・南武支線のE131系の導入の後になるのではないでしょうか。理由は鶴見・南武支線の205系よりも新しい車両であることや、車両にLED式ライトを導入するなど、整備に比較的お金をかけているからです。※6/11追記 新津で相模線向けと思われるE131系の製造が確認されました。鶴見南武系統より先の置き換えとなりそうです。
こんなところでしょうか。
このようにいろいろと例を挙げてきましたが、私の予想が当たるにしても外れるにしてもJR東所属の205系に残された時間は少ないというのは間違いないことは断言できます。早めに記録をすることをおススメします。
最後に大きな声で言います。
これは全てオタクのただの予想でしかないです。外れる可能性も十分ありますので悪しからず~
最後までご覧いただきありがとうございました!