こんにちは!
本日は特番放送・新OP開始とアニポケにとってかなり急発進な一日となっていましたが、皆さん、どうでしたでしょうか?特に新OPはかなり盛り上がったのではないでしょうか?新OPの感想はまた別の記事を書くことを予定しておりますので、今回の記事はアニポケ本編のみの感想とさせていただきます。
さて、今回の話は心にじわじわとくるような…凄く共感できるお話でした。ゴウが寂しくなる気持ち、すごく理解できるのですよね…。そういった点も含めて今回のお話の感想を書いていきたいと思います。
32話はサトシが登場しない、ゴウのお話でした、サトシが登場しないというのは凄く珍しいですが、W主人公なのでゴウのみであってもおかしくはないですよね。32話にきて、やっぱり新アニポケは主人公がサトシだけではないのだということを実感させられました。
話の内容としては3年前に森で出会った友達との絆のストーリーでした。1話で見たポケモンサマーキャンプと時系列が近いことから、まだ世界を見る前、ミュウ一直線だったころのゴウを見ることが出来てなんだかヒバニーゲット前の彼を見ているような懐かしい気分になりました。そんなゴウの前に現れたトキオ君を通して、ゴウがセレビィというポケモンに興味を持ち始めて、一緒に探すストーリーはまたひとつゴウの優しい一面を見ることができて面白かったです。(もちろん好奇心も大きかったと思いますが)そうやって探していくうちにポケモンへの思いは変わらないことに気が付いて意気投合し、楽しそうにする姿…見ていてなんだか温かい気持ちになっていましたね。
そののちの悲しい展開では、「約束は破らない」が一つのテーマになっていましたが、今回の話では約束の形というものを考えさせられました。トキオ君は確かに明日もここに集合という約束は果たせませんでしたが、病気でもゴウのことを考えていて、さらに次の日には駆け付けた…これは約束を破ったとは言えないのではないかと…そう思ってしまいました。実は私もまだ小学生ぐらいのころ、こんな経験したんですよ。前学年で同じクラスで仲が良かった子とクラス替えで離れてしまい、それでも一緒に帰ろうと約束していたのに、来なくて結局一人で帰ったこと…それを境にその子とは話さなくなってしまいました。そのエピソードを思い出したんですよね…。果たして私があの時に怒っていなければ、その後も関係は続いていたのではないか…見ながらそんなことを考えていました。もしかしたら、私の友達もその日たまたま来れなかっただけかもしれないんですよね…それをたった一回きりで約束を破ったと決めつけてしまったのは今考えると後悔します。でも、子供だからどうしてもそう思ってしまうのって仕方が無いことだと思うんですよ。その子供らしい、幼稚さが丁寧に描かれていてその点は凄いと思いましたし、米村さんの…もっと言えばアニポケの子供心の理解度にすごく驚いた…そんな話でした。この話を見て、私自身決めつけというのはもったいないことだと改めて理解しましたし、リアルでもTwitter等のフォロワーさんとでもそのようなことを意識して関わっていきたいと思った次第です。今日の話は、ある程度年齢を重ねても過去について考えるいいヒントをもらったなあ…と思います。
そして、ゴウとトキオ君は再会できて本当によかったですよ。まあ、セレビィのめぐりあわせと言ってしまえばそうなんですが、そのようにめぐり合わせたのも二人がお互いを思う気持ちがセレビィに伝わったからこそのこと。絆というのは簡単には崩れないものなんですね…人間関係の美しさをそのまま見せてもらったような気がして、心がとてもあったかくなる今日のお話でした。
さて、来週は私の一押し脚本家の宮田さんの久々の執筆回!交換を描くエピソード、楽しみにしています!
最後までご覧いただきありがとうございました!