こんにちは!
今回の記事はアニポケ29話の感想になります。
さて、今日のお話はワンパチの気持ちを幼少期のコハルに重ね合わせて、コハルとワンパチの仲についてより深く描くというお話でした。ワンパチがカントーにいる理由、ワンパチがコハルと特に仲の良い理由なども判明し、この二人については一気に色々なことが分かりました。そのあたりのことも含めて、今回は感想を書いていきたいと思います。
まず、そもそもコハルの登場が前回いつであったか覚えていないぐらい久しぶりでしたね(笑)そのあたりのことを製作がどう考えているのかは分かりませんが、今日の話を見て思ったのはコハルはまだサトシやゴウのような頻度で登場することはないだろうということです。今日の話でも確かにポケモンバトルの後のコハルの目など、ポケモンとつくる今後への伏線描写的なものはありましたが、直接夢につながるような描写があったわけでもなく、11話とコハルとワンパチの今後への描写というのはさほど変わらないと思いました。前回のコハルについてかなり踏み込んだ回であった11話の後でさえ特に進展する様子があるわけでもありませんでしたので、今回の話もすぐにコハルの出演回数が増えることにはつながらないことはほぼ確実であると考えています。しかし、コハルに関する回の担当脚本が松井さんが多いこと、一応主要キャラであり、少ないながらもメイン回が確保されていることを考えれば、シリーズの後の方でコハルに関する回も増えるのではないかという希望は捨てていません。コハルはゆっくり進めていってほしいなと思うところです。
本編内容の感想に入っていきますが、まあ、コハル幼少期とやきもちをやくワンパチがとにかくかわいい回でした(笑) 見ていると分かるのですが、コハルとワンパチは似たもの同士だということでしょう。特にワンパチの気持ちをコハルが小さかった頃のことに置き換えて考えていくというのは、とても面白かったです。このような描写って家族がいないとできないことですから、XY以前の旅主体のシリーズでは出来なかったお話ですよね。そのお話を今作では旅をしていないからこそ書けるストーリーを出してくれて、いい意味でのアニポケの変化を感じました。新シリーズになって幼少期回想が増えていますが、今回の話でいえば、幼いころの自分の気持ちを思い出し、そこからパートナーの気持ちを汲み取っていくという今まで見なかったようなポケモンとのかかわり方を見ることができて斬新でした。
そして、家族の中でも一番ワンパチになつかれているコハルがなぜなつかれているのかということが描かれていましたね。まあ、二人が仲良くなった理由としてはなるほどなぁと思うようなストーリーでした。一度は拒絶されたワンパチだけど、心配して探してきてくれたそのやさしさにワンパチはコハルのことが大好きになったのでしょうし、コハルはいなくなってからやきもちをやいている場合ではないということに気が付き、ワンパチと関わろうとするようになったということでした。アニポケを見ているといつも思うのですが、どんなポケモンとトレーナーも最初は上手くいっていないんですよ。そこから何がきっかけで仲良くなったのか、そのことをより多く知ることにより、ポケモンと人間が住みやすい世界を作るヒントが得られるでしょうし、きっとサクラギ所長もこのことを参考にしたのではないでしょうか。最後のまとめにつなげるのに、説得力が凄く持てるエピソードだったなと思いました。
そして、バトルに関してなのですが、これからもこんな感じでワンパチとバトルをさせることによってコハルとポケモンの距離を縮めていくのかと思ったところですが、今回のバトルでコハルの意味深な目が印象的でした。なにか感じたことがあったんだろうな…とそう思わせる描写が今後どうつながってくのか楽しみにしたいと思ったところです。
それでは今回は短いですがこんなところで終わりにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!