こんにちは!
さて、今回はタイトル通り今週のコルニ再登場を前にXY編のコルニ回を再視聴しましたのでそれを見て感じたことを書いていきたいと思います。
本来ならばこのような記事はGWに出そうと思っていたのですが、残念ながらコロナの影響により放送が延期になったので、コルニ回視聴&記事執筆はこの時期までずらしました。待ちに待ってようやく放送ということで本当に楽しみですね!
前置きはこれぐらいにしておきまして、それでは本題通り、XY編のコルニ回を再視聴して思ったことを書いていきたいと思います。いつもの感想記事のように書いていきますので、よろしくお願いいたします。
まず、コルニの成長を5話も使って描いたことについてですが、サトシと年が近いジムリーダーの苦悩を描いた上で、カロス地方の最大の謎であるメガシンカについて詳しく掘り下げるという本当に良くできた話だと今更ながら思いました。まずサトシと年が近いジムリーダーの苦悩という点についてですが、ジムリーダーという存在はトレーナーにとっては言ってみれば先生のような立場の人ですから、当然ジムリーダーについての苦悩とか挫折などは掘り下げにくいのですよね。しかし、経験がまだ浅く、サトシとため口で話していてもおかしくないような年齢のジムリーダーであればそのような物語を作ってもおかしくないと思います。そこに目をつけて、ジムリーダーの苦悩という比較的珍しいストーリーを作ったという点では本当に面白いと思いました。そして、後者のメガシンカについて掘り下げるという点についてですが、XY編は最初の方からメガシンカの謎というものを強調していたんですね。その謎がコルニというキャラを通して自然とわかっているような構図にしているのは上手いなと感じたわけです。
まず、コルニ編5話の総合的な評価はこのような感じです。
それでは、内容についての感想なのですが、とても見ごたえがある内容だと思います。
この5話はまず、ルカリオナイトを探すというメガシンカをするために必須のアイテムを探すという点で2話、そして、メガシンカを使いこなせるようになるというトレーナーとポケモンに要因がある課題を解決していくストーリーが3話という構成になっています。私の感想としては、後者の3話がよりコルニやルカリオを深く見せてくれたと思いました。
もちろん、ルカリオナイトを探すというのも大変なことではあるので、この後のメガシンカが使いこなせないという課題は描かなくても話としてなんら違和感はないんですよね。しかし、その後の苦悩を描くということがあることによって私はよりコルニというキャラクターについて知ることが出来ましたし、見ていて面白かったです。
このメガシンカを使いこなせないという大きな一つの要因が、お互いを信頼しすぎているというところからきて、100連勝の件もあり自分たちの力を過信しすぎているというところにあったのですが、それに気付くまでのストーリーが本当に丁寧なんですよね。例えば、コルニが「いけ!」だけの指示をしているのにルカリオが自分の判断で技を繰り出しているという違和感をメガシンカが使いこなせないという問題が発覚する前からシトロンが気付いていたり、途中でコルニがピカチュウに指示をするシーンを作ることで、普段ルカリオにしている指示は他のポケモンには伝わらないものであるということも分かるようになっていました。このような細かい書き込みがコルニたちのメガシンカがうまくいかない理由のヒントになっていました。再視聴していてこの細かい演出が本当に面白いと思いました。この細かい書き込みのおかげで「心は一つ、景色は二つ」の意味がすうっと入ってきましたので、このセリフを聞いたときに演出の凄さを実感しましたね。
コルニ編において「心は一つ、景色は二つ」はとても重要なキーワードになっていましたが、実はこれはすでにできていることであり、あくまでもメープルさんのところで離れてその大切さを実感したというのはなかなか面白い所です。離れていてもルカリオのことについてコルニは伝わってきていましたから、そのことを実際に体験することでメープルさんがバトルから距離を置いていた理由が分かると…なるほどなと思います。
さて、二人のメガシンカについてのお話はこんなところでしょうか。
続いて当時のバトルなんですが、このジム戦は当時サトシが勝利しましたね。バトルの中でサトシが他人に影響されず自分のスタイルを築くことの大切さ(一方で応用出来るところは応用していくことも大切であるというも)を学ぶという非常に印象深い戦いだったのですが、今回の再戦ではそこからお互いがどのように成長して楽しいバトルを見せてくれるのかが本当に楽しみです。今回の戦いはサトシのリベンジというパターンではありません。一度勝ったことがある相手との再選なんですね。だからこそ、当時よりもより燃えるバトルを期待してしまうんですよ。この辺りは当時シャラジム線の脚本を書かれた冨岡さんが25話の担当になっていますので、見事なバトルを書いてくれると思いますので大いに期待したいところです。
こんな感じですかね。
とにかく、コルニとの再戦は本当に期待大で楽しみです。XY編にどこまで触れてくれるかなど気になる点もたくさんありますが、まずは日曜日の放送を楽しみに待っておきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ミュークルまでの時間でコルニとルカリオのメガシンカ習得までの5話分を見ましたが、やっぱりいいですね。
— てつとお-3 (@Gqk7wpc30x0V6L9) 2020年6月12日
この5話の見所は最初のころはキーストーンゲットがゴールだと思っていたメガシンカへの道のりが実はそうではなく、根本的な二人の距離にあったということですね。
「心は一つ、景色は2つ」このことばは本当に上手いな…と思うんですが、仲がいいからといって互いが互いを依存してはいけないんですね。例えばコルニが攻撃の指示を出さずともルカリオが攻撃をしていたこと…コルニがピカチュウに指示をせずに戸惑っている描写を描くことで、
— てつとお-3 (@Gqk7wpc30x0V6L9) 2020年6月12日
二人にとっては何ともないことが他のポケモンには通用せず、実はそこに甘えがあることが分かるようになっていたりと、セリフだけでは読めない深いシーンが本当にたくさんあるんですね。
— てつとお-3 (@Gqk7wpc30x0V6L9) 2020年6月12日
そんなコルニとルカリオの新しい絆の形を見たところでの新アニポケのバトル。再登場が本当に楽しみですね!
※今回の記事はこのtweetを基に作成しました。