こんにちは!
本日も見終わってからすぐに感想執筆を行っています。
今回のお話は、ロケット団の温かさをとても感じた回でした。
やっぱり、ロケット団はロケット団なんだなとどこか安心感もあるお話でしたし、懐かしい気持ちにもなりました。ロケット団は自分のポケモンをとても大切にして、全然悪役らしくないというのはアニポケを見ている方ならば共感していただけると思います。今日のお話は、悪役要素がほとんどありませんでしたよね。自分たちの仲間になってくれる前提だとしても、メタモンのことを気にかけながら特訓に付き合ってあげる姿はとても心に残りました。
今回に関しては、監督よりもロケット団の方が教えるのが上手だと思います。もちろん監督が悪い人というわけではないですが、的確な指示も出さずに怒鳴り散らかすのはちょっといかがなものかと思います。そんな中に表れたロケット団はメタモンにとっては救世主であったはずですし、真摯に向き合ってくれて、一生懸命に解決策を考えてくれるロケット団はこれからもメタモンの心の支えになっていくと思います。
ロケット団の真摯に向き合って数をこなして練習するという方法が実際に身を結んだのは本当にすごいことであると思います。監督もマネージャーさんもどうすることもできなかったことをロケット団ができるようにさせてあげたのですから。しかも、不調の原因をすぐに見つけて、改善させてあげるムサシの鋭さが今回のMVPではないでしょうか?監督の怖さからくる緊張が不調の原因だったのでしょうが、その緊張を緩和させるものが、ムサシの「ビシッと」ですが、あのビシッとが有効なものになって、本番でも使える方法にもなっていましたから、それを教えてあげたムサシは伊達に大女優を名乗っているわけではないなと感じました。
前記までのような心優しい行いをしたロケット団が報われてほしいとどうしても思ってしまうのですが、報われないことを選んだのは彼らですから、報われないのがいいのでしょうね。たとえいいことをしていたのだとしても、悪役を突き通すというやり方はとても彼ららしくてなんだか嬉しかったです。ロケット団としてのプライドをすてないというのは3人にとっては最も優先すべきことであり、それを守るために大女優ムサシとして演技をするというような微笑ましい一面がロケット団に好感度がさらに持てるポイントなのですよ。そのような姿はこれからも見ていけるものであると私は信じています。
そして、夢を追うもののために道を譲るロケット団、特に同じ大女優を目指すもの同士、メタモンの夢を自分たちの利益よりも優先させるムサシの姿は感動しましたね。このようなロケット団は今までも見てきました。その中でも今回の話は特にムサシの人情があふれていたと感じました。その思いがメタモンにも伝わったのは、瓶の中に閉じ込められたときにじっとしていたメタモンの様子や、ラストシーンからわかりますよね。ちゃんと思いが伝わっているのも感動ポイントであると感じます。
また今回は過去の設定も生きていたのがうれしい所でした。例えば、大女優ムサシ設定や、ニャースのかわいいメスポケモン好きであるという設定(過去にはこの設定で振り回されたりしましたからねw)であったり、サトシが自分のピカチュウをすぐに見分けられるという設定であったり。細かい点ですが、過去の話を思い出して、懐かしい気持ちにもなりました。
今回の話は私はとてもいい回であったと思います。タイトル的にはギャグ回なのかと思っていましたが、心が温かくなるような素晴らしい回でしたね。
私は以前から宮田さん脚本好きを明言しておりましたが、今回の話を見て、改めて宮田さん脚本が好きになりました。これからも宮田さん脚本推しを続けていこうと思った次第です(笑)
では、今回はここまでにしようと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!