てつとお(ポケモンガオーレ、アニポケ、鉄道)のブログ

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主に鉄道記事、アニメ感想を書いています。

【新アニポケ】ポケットモンスター10話「カイリューの楽園、ハクリューの試練!」感想

こんにちは!

連日の雨と寒さに憂鬱なてつとおです。

「憂鬱な気分を吹き飛ばせるような~♪」なにか、ありませんかね?w

 

さて、今回は剣盾無印10話の感想です。

まず、一言まとめた感想を…。

新アニポケ初の宮田さん脚本、初っ端からすっごく私好みのお話でした!

私のアニポケ記事をご覧の皆様ならば、知っているかたもいらっしゃるかもしれませんが、私は宮田さん脚本が大好きな人間です。サンムーンから参加されている方ですが、日常回を多く担当されており、これまで担当の話が全て私好みのお話なんですよ。アニポケにおいて宮田さんは冨岡さんや米村さんなどと比べあまり有名な方ではありませんが、私は宮田さん担当回は毎回楽しみだというほど好きな脚本家の方です。

この方の脚本は、日常回が多いのですが、本当に温かい脚本だなぁといつも感じます。特にサンムーンのリーリエのこおりのいしの習得回。あの脚本は日常回の中でもトップクラスのおもしろさだと思っていて、サンドパンとの仲を深めさせた上で、リーリエ自身もサンドパンも成長させていて、登場人物に全く無駄がない素晴らしい脚本だと思います。今回のお話もあのリーリエこおりのいしのゲット回と同じような温かさがあったのではないかと思います。

 

まず、今回のサトシですが、アローラサトシのような優しさが出ている気がします。前作サトシと今作サトシは大きな雰囲気の変化はありませんので、これでいいと思います。むしろ、新しい脚本家かの方々が新しいサトシを次々と描いていらっしゃいますので、従来から引き続きの方によるアローラサトシに似た話があるのは新アニポケにおいてとてもいいことだと思います。ここのサトシの前作と今作との変化については、完全に新しいサトシだと今作の雰囲気にあっていないですし、完全にアローラと同じだとシリーズ変更した意味がないですから、新しいサトシとアローラサトシの成分が5分5分ぐらいなのが丁度よいと思います。

今回のサトシのアローラサトシ感の正体…それはやはり、体当たり特訓だと思います。

あの特訓は、モクローとのタネマシンガン特訓を思い出しました。自らがポケモンになりきって一緒の目線で教える。これはアローラサトシの大きな特徴であったと思います。その特徴が新シリーズにおいてしっかり生きているのは、2話でアローラの続きの物語であることを明記したことを考えると、よいことだと思います。やり方が強情ではあったものの、サトシらしい奇想天外な発想で見事ハクリューを飛び立たせることに成功した訳ですから、ハクリューに与えるサトシの影響というのはとても大きいのだということが分かりますね。こんな風に、自らも実践してみせるサトシは私が大好きなサトシです。

 

「誰かを助けたい」という思いで進化したシーンには、少し感動しました。サトシに助けてもらったのだから今度は自分の番だという決意がしっかりと伝わってきましたから。その思いを受け取った上でのサトシのあの発言ですから、二人はお互いにの思いをしっかりと感じ取った上でのゲットということで最高のゲットになったのではないかと思います。(この進化の仕方は最近だとオンバーンの進化に似ていますね。)その事をハクリューカイリューへと進化する際に姿が完全に変わる理由という最初の方に示されていた謎への答えとしていたのが印象的でした。それを単なる謎のまま終わらせるのではなく、自らが体験して感じたことをそのまま表現し、納得したというところも今回の話の面白いところです。正しい答えなんてないのですから、それでいいのだと思います。

サトシが誰かを助けるためにあの姿になったのだと言った際は本当に温かい気持ちになりました。こういう所を盛り込んでくるので、宮田さん脚本が好きなんですよね

 

続いて、ゴウについてですが、ついにゲットに苦戦するゴウということが描かれたことが今までと違った所だと思います。これについては、サトシと対照的でしたね。サトシは友情ゲットということで一発ゲットでしたが、ゴウはとても苦戦していました。私はゴウのバトルも友情もなしにポンポンゲットには違和感を覚えていましたので、(そもそもアニメのゲットってそんなに簡単なものではないだろ…という古めいた意見ですw)今回苦戦を書いたことには一種の安心感を覚えましたw いろんなゲットがあっていいと思いますが、どうしてもこれまでのみんなのゲットの方法に馴染んでいるからねぇ…。あまり慣れないのはしかたがないかなぁとは思います。

ゲットはまだしもですよ…自分のポケモンを全く探そうとしないゴウの姿は見ていてはっきりというと不愉快でした。Twitterを見ていてもそのようなことを書いている方は少ないですから、もしかすると私だけなのかもしれませんが、ゲットしたのであればそのポケモンに責任をもって育て、お世話してあげなければいけません。それはトレーナーの義務です。そのことをジュゴンへの対応は怠っているように見えて仕方がなかったんですよね。はぐれたときも「しょうがないや」みたいな雰囲気でしたし。ゴウにこのような反応をさせたのはちょっとがっかりしました。これは今回の宮田さん脚本の残念な所です。これさえなければ、私にとっては、欠点がない素晴らしいお話でしたのですけどね…。

 

最後はちょっと否定的な書き方で終わりましたが、今回の話は私にとって、新アニポケで最も面白いお話だと思いました。やっぱり宮田さんの脚本は私は好きですw ただ、ゴウの件は…今後への布石だったのかもしれませんが、少し残念でしたね。そこら辺も含めて今後の展開に期待というところですね。

さて、来週は、11話という異例の遅さでのヒロイン掘り下げ回!コハルについて詳しく分かる回になります。脚本は松井さんということで、前作はかなり面白くまとめた方だけに期待ですね!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!