こんにちは!
(この記事は2018年10月27日に投稿した記事を再投稿しています。)
遂にアニポケXY期間も最後の記事。
最後の記事はみんながそれぞれ自分の道へと向かって進んでいった特別編を除く最終回です!
XY&Z第47話「終わりなきゼロ!また会う日まで!!」
脚本:冨岡淳広
絵コンテ・演出:矢嶋哲生
作画監督:大橋藍人,小山知洋,広岡トシヒト
それぞれの道へ。それぞれの夢へ。「And to our own way」XYメンバー全員の活躍、そして再開にマーベラスです!
XY最終回として充分過ぎる回でした。XYの原点「V」に合わせてダイジェストを流してくれたのは、嬉しくも感動したものでした。また、あの最初のようにゼロからのスタート。これが終わりではありません!スタートですよ!
そしてまたいつか再開をしてくれるだろう…そう思わせてくれた回でした。
では部分感想に行きます!
サトシたちはみんな揃ってサトシのママやオーキド博士にご挨拶をしているところから始まります。
ピカチュウの画面いっぱいのドアップはかわいかったですねw 久しい博士やママに会えて嬉しかったのでしょう!
そしてピカチュウがサトシの肩に戻ったところでサトシは話し始めます!元気そうな顔を見れた二人はとても喜んでいましたね!特にママは我が息子の顔を久しぶりに見たのですから、喜ばないわけがないですよね!
するとママはセレナたちに旅が大変だったでしょ?と聞きます。それに対し全然と答える3人の姿を見るとこの旅はやっぱりみんなにとって素晴らしい旅になったのだと思い、嬉しかったですね。サトシから学んだことはみんな充分にあるでしょうし、逆にみんなからサトシが学んだこともたくさんあるはずです。それが経験となり時には衝突もあったけれど、とにかく楽しかった!そう思える旅って素敵ですよね。
そして今度はマサラタウンへも遊びにおいでといわれたときのみんなの顔がとても輝いていたのはやっぱりみんなサトシの事が好きなんだと実感させられました。特にセレナは顔を赤くしていたのが、またもサトシ好きバレバレで面白いものでもありましたねw
帰る準備を始めようとするサトシを見るユリーカの顔はどこか悲しそうな顔でした…。
場面はサトシたちが昼食を摂るシーンに移ります!みんなで仲良くおいしそうな顔をしながら食べるのはいつものXYメンバーの日常。でも、それも今回が最後だと思うとちょっぴり寂しいものです。特に旅の最初の方はシトロン主体だった料理も今ではセレナも作れるようになったというのは彼女が旅で成長した証でしょうね!しかも料理もおしゃれで凄く美味しそうなものばかりでしたしw
しかしユリーカ一人だけは違いました。別れるという悲しさのあまりスープに手をつけられていないのです…。ユリーカは一緒にいた時間が最高に楽しいもので長いものだったからこそ、より別れるのが辛いんですよね…。しかも、セレナまで別の地方へ旅立つことが決まったばかりですし…。そりゃあユリーカが悲しむのも無理はありませんよ。だって彼女はまだポケモンを持つことのできない年齢。普通なら泣きじゃくってもおかしくはないと思いますから。
スープに手をつけない理由をおかしを食べちゃった…。という理由にするもの少し寂しいところ。みんなに迷惑をかけたくないからこそ、本当のことを言えないんですよね。仲間思いな子ですね。でも、いつも一緒にいたデデンネには気づかれるというのがまた二人の絆が感じられるところです。
そんな中、シトロン宅にはチャイムが鳴ります。玄関に居たのはアラン、マノン、プラターヌ博士でした!
何故挨拶に来たのか…それはアランたちも旅を再び始めるからでした!
どうやら、博士の研究の一環としてアランとマノンは、最初にフロストケイブに行くことになったとのことです!
アランが博士の研究を手伝うというのは、フラダリと出会う前と同じですね。そんなアランも原点回帰。ゼロからのスタートということがサトシたちと重なる部分がありますよね!
ここで、博士がメガシンカについて話始めます!その内容は、日時計が夕日を浴びるとエネルギーを放射し、そのエネルギーをたどるとメガストーンと同様の鉱脈があることです!
その鉱脈のうちの一つがフロストケイブだとのことです。
フロストケイブと言えば、みんなでユキカブリを助けるためにそれぞれの苦手分野を得意分野補ったあの場所ですよね。シトロンのあの言葉。今でもとても印象に残っています!
あの場所にアランたちが行くのですか…。アランたちも切磋琢磨して頑張るのでしょうね。
そんなアランの腕にメガリングがないことにサトシは気がつきます。するとアランはこう言うのです。
「あぁ…。あれはフラダリ代表から貰ったんだ。この間の事件の参考として提出した。」
「これでいいんだ。今度こそ自分の手でメガストーンとキーストーンを見つけてみせる。サトシと一緒でゼロからのスタートだ」
アランも心を入れ替えて頑張るだという決意がとても伝わってきましたね!フラダリには確かにアランはお世話になりました。でも、あの事件を起こしたからこそ、いつまでもフラダリのことを頼ってはいけないと思ったのでしょう。そして今度こそはリザードンやマノンと共に本当の絆で見つけてみせるというのがアランの目標です。アランもゼロからのスタートなんですよね!
知らなかったとはいえ、アランの集めたパワーもあの事件には使われていたんです。だからこそそれを反省し、頼らないと決めたのだと思います。アランは強くなることだけが全てではないことにサトシを見て気づいたのだと思います。だからこそ提出できたのでしょうから…。アランもサトシに影響を受けた人の内の一人なんですよね!サトシの与える影響力は凄いものです。
そしてアランはその時にはもう一度バトルをしてくれと再戦を約束します!そして握手を交わすのです。
仲の良かったハリマロン同士もその下で握手を交わします。
そしとマノンはセレナのもとへ行きます。マノンはセレナにフラダリラボへ一緒に行ってくれたことのお礼をいい始めました。
「セレナ。ありがとう。私あの時一緒に行くって言ってくれたこと、凄く嬉しかった!」
「うぅん。だって力になるって言ったでしょ?」
マノンにとってセレナは憧れの存在でしょうね。あのヘリコプターのときも凄いと感心していましたから、間違いなくマノンの心に響いている筈ですよ。
セレナはトライポカロンでヤシオさんに言った「与えられる人になりたい。」ということ。それをセレナは実現することができたのですよね!そういう意味では、セレナもトライポカロンを通してそして、旅全体を通しても成長したということを感じられる。そんなシーンだったと思いました。
そうこうしているうちに別れの時間です。またいつか再開してサトシとアランの熱いバトルを期待していますよ!博士の言うとおり再開にマーベラスです!
ちなみに余談ですが、このBGMがクノエシティのBGM(この間この曲の名前?をフォロワーさんに教えていただきました。)がとても綺麗でぴったりだと思いましたね。
サトセレの幼少期の話。そしてアローラ編での夢を語るシーンの時も思いますが、本当にハマる曲ですよね。明るく綺麗な音色が頭の中から離れなくなるというか…。この曲が流れる時のシーンはとても温かみのある優しいシーンや壮大で大きなシーンが多いですよね。シリアス系のエイセツシティや永遠の檻とはまた違った良さがあり、私の好きな挿入歌のうちの一つです。(似たような曲だとミアレシティのテーマもいいですよね!)
そして用意をしようとするサトシたちを見るユリーカの悲しそうな顔。これもまたデデンネのみがユリーカの変化に気づくのです。
※ロケット団は省略させてください!
場面は変わり空港です。
サトシたちはみんなでお別れの挨拶ということで、全員が自分のポケモンを出していました!本当はここにヌメルゴンとゲッコウガも居てほしいものですが…それぞれの夢に向かって頑張っているので仕方ないですよね!それでもピカチュウと三匹だけというとはどこか悲しいものです…。
泣くハリマロンを慰めるヤンチャム…。何かいい方法はと考え思いついたのは自分の笹の葉をあげることでした。
この二匹はいつも喧嘩ばっかりしてましたが、本当は仲がいいんですよね!喧嘩するほど仲がいいということですよ!お互いに仲がよくないと、笹の葉をあげることも、上げたとしてもそれを加えて落ち着くこともできない筈ですからね。
握手をするホルビーとニンフィア…。
最近はそこまで人見知りでは無くなりましたが、最初のイーブイのころはとても人見知りで、その時に心を静めて優しくしてくれたのがホルビーでしたもんね。ニンフィアにとってみればそんな存在がいなくなるのはとても辛いですよね。でももうニンフィアはあの時とは違います!ホルビーがいなくてもきっと大丈夫ですよね!
目に涙を浮かべてしまうルチャブルとオンバーン。そこでテールナーが優しく励ましてくれていました。でも最後までかくとうポケモンの意地でしょう。強がっているのもルチャブルらしいですよね。
そんな感じでみんな様々なポケモンとお別れを楽しみます。
そんな様子を悲しそうに見つめていたのはユリーカとデデンネでした…。そんなデデンネのもとにも、セレナのテールナーやニンフィアはやってきて挨拶をします。ニンフィアはリボンを伸ばし、握手をします。そんな別れを嫌がるデデンネを慰めたサトシの
「ちょっとの間さ!」
という言葉。我々視聴者の心にも強く響きましたよね!そうですよね!サトシとみんなとの別れは永遠じゃないんですよね。またみんなで集まって旅をすることだって出来るんですよ!そう思わせてくれたことにより、私の悲しかった心も少しだけ救われた…そんな気がしました。
しかしそんな言葉に余計に悲しくなったのでしょうか。デデンネは悲しみを堪えきれずに逃げ出してしまうのです…。(こんな感動的な場面で目が涙でいっぱいなのに通行人の驚き方でいつも笑ってしまうのは私だけでしょうか?w)
そんなデデンネをみんなで追いかけます!デデンネは電光掲示板の裏に隠れてしまいました…。ピカチュウの電気で一度、自分の居場所の近くまで来られたのでデデンネは別の掲示板の裏に隠れます。
こんなにも悲しむデデンネを見ていると見ているこっちまで悲しくなってきますよ…。デデンネの別れたくない思いが伝わってきて余計に辛いです…。
しかし新しく逃げた先もピカチュウには見つけられてしまいました…。
そんなデデンネにユリーカは出てきてとお願いします。ですがデデンネは顔を出して怒った様子で反論します。デデンネからするとみんなと別れることに納得できないし、信じたくないのでしょう。最初の方からずっとユリーカのポシェットの中で旅をしてきたデデンネは旅が相当楽しいものだったのでしょう。だからこそ別れるのが辛い…。これはユリーカと同じですよね。でもユリーカと違うのはその気持ちを表に出すか出さないかというところなんです。ユリーカの場合気を使って表には出しませんでしたが、デデンネは出してしまうのですよね。ここが二人の大きな違いだと思います。
一向に出てこないデデンネ。するとユリーカはデデンネの気持ちを察し、口を開き始めたのです。
「ユリーカも一緒だよ!みんなとお別れしたくなんかないよ!ずっとずっと一緒にいたいよ!
だってこの旅、すっごく楽しかったもん!
ユリーカだって、みんなの事大好きなんだよ!
でもね、みんな夢があって、セレナもサトシも、それに向かって頑張るって決めたの。だから寂しいけど、私も頑張る!」
「わたしの夢は、ポケモントレーナーになる事!勿論デデンネは、わたしのパートナー!セレナに負けないパフォーマーになって、お兄ちゃんからはバッジをゲットして、サトシとピカチュウに勝って、カロスで一番になるの!」
「だからね…だから私たちも夢に向かって…
今日みんなと笑って、バイバイしよう!」
完璧すぎる発言。ユリーカの強さを感じました。
本当にいい子過ぎません?ユリーカだって朝から別れるのが嫌でずっと元気なかったんですよ?それでもワガママを言わずに、しかもこんな言葉まで言い張ったんですよ?
本当だったらユリーカが泣き出してもおかしくはないはずなんですよ!というか泣きたいと思いますよ。でも、溢れそうになる涙をこらえ、最後は笑顔で夢を語る彼女の姿は本当に強さを感じますし、旅での成長も感じられました。
みんな夢に向かって進む為に今回もお別れするんです。そりゃあ夢も何もなければ分かれる必要なんてないですよ。でも夢があるからこそお別れするんです!そしていつか夢を叶えてみんなで再開する為でもあります。ユリーカの「セレナに負けないパフォーマーになって、お兄ちゃんからはバッジをゲットして、サトシとピカチュウに勝って、カロスで一番になる」というのは再開することを前提に話していますから会えると信じているんです!永遠の別れではないんですよね。それを改めて感じました。
ユリーカの可能性は無限大です!上の夢は難しいことかもしれません。だけど叶えられる筈です!勿論、サトシだって、セレナだって、シトロンだって負けないようにそれぞれの道で頑張る筈です!みんなライバルで負けられないんです!だからこそそれまでの短い間を別々の道で特訓するんだ!ということですよね。そしていつか合流するその日を楽しみにしていますし、何時までも待ち続けますよ!
するとデデンネにはユリーカの思いが伝わりデデンネは出てきました!二人の夢へ向かうその志を強く感じました。デデンネと共に…。いろんな苦悩はあると思うけど決して諦めずに頑張ってくださいね!
そしてみんなユリーカに負けないように頑張ると決心する全員の姿はとても輝いていましたね!このユリーカ目線でしゃがんではなしているというところに優しさを感じますよね。
たとえ離れていたってみんな繋がっているんです。ゲッコウガのときもいいましたが、別れただけで消える絆なんて本物の絆じゃありません。サトシたちが築き上げた絆はそんかデタラメのものじゃないはずです!このみんなの接し方を見れば分かりますよね。
その繋がりをこれからも全員が感じていくことでしょうね。ふと辛いときに思い出して頑張ろうと思える。そんな存在だと思いますよ。
別れの悲しみから壮大な夢の話へ。別れの悲しさをふっ飛ばして、これからが楽しみになりました!勿論このユリーカの発言に感動して涙は止まりませんでしたが…(汗)
そして遂にあの伝説のサトセレのシーンへ突入となります。
セレナは自分の乗る飛行機の搭乗が迫っているためサトシよりも早く別れることになります。
「サトシ、シトロン、ユリーカ。みんなからいっぱい貰ったわ。数えきれないぐらい。」
セレナが別れる前の言葉として一番最初に述べたのは感謝の言葉でした。
セレナがこの旅で3人と共に旅をする中で学んだこと。それがたくさんあるのは我々視聴者から見ても充分分かりますよね!それを自分で実感できるぐらいに3人から学んだことというのは多かったのです。勿論それはサトシだけではなく、シトロンやユリーカからも学んだことはあったでしょうから、3人の名前を一人ずつ呼んだのは少し嬉しかったです。
それに対し、シトロンは連絡くださいと、ユリーカは必ず会いに行くと約束をします。別の地方へ行くからといって交流が切れる訳ではない。それがよく実感できる二人と言葉だったと思います。とくにユリーカの方は遠く離れたホウエンまでも会いにいくと言い放った訳ですから、この4人はいつまでも仲がいいんだろうなぁ…と感じたところでした。
続けてセレナはサトシへと言葉を発します。
「サトシ。私旅に出て本当によかった。
あなたは私の目標よ!」
セレナは目標という言葉を始めてサトシに伝えました。以前に迷いの森回でシトロン達にはサトシのことを"憧れの存在"と言っていましたが、サトシに直接的に言うのは初めてですよね。自分の気持ちを最後の最後でちゃんと伝えてくれたセレナにはもう感激することしかできませんでした。
セレナは恥ずかしがりやな性格なのであまりこのような言葉を使うことはなかったですよね。でも勇気を振り絞って言ったことが、胸に手を当てているところからも読み取れたのではないかと思います。
それに対し、サトシはハッとしたかのような顔をします。今までセレナがサトシに相談したり、頼ってきたり、凄いと言っていたりしたこと…。結構ありましたよね。でもそれが自分が目標の存在だから頼ってきたとは思っていなかったのだと思います。でも、今までのセレナの行動の真実がやっと今知ることができて驚いているのかもしれません。もしかすると…セレナのもう一歩先の感情にも直感的に感じた…。なんてことも期待できないことはないと思いますよ。
シトロンとユリーカの微笑みは、いち早くそのことを知っていたからこそでたものかもしれません。でもシトロンの場合仲間としてだと思っていると思います。恋愛感情ではないと…。今までのシトロンを見てみたらなんとなく分かりますよw
「次に会うまでにもっともっと魅力的な女性になるから!」
凄いですよね。断言しちゃいました!今日のセレナ物凄く積極的ですよね。最後だからこそサトシになんとなくでいいから感じて貰いたかったのだと思います。セレナ自身が今までサトシに対してどんな目で見てきたかを。その一つとして目標の存在。もう一つが好きな人だったということの暗示。ウィンクしてこう訴えたのですから完全にセレナは、告白的なことを言っていると思うんですよ。
それに対してガッツポーズで「あぁ!」と答えたサトシの表情をみると、やっぱりセレナのことが気になっていると思うんですよね。今までならば鈍感癖が出そうなシチュエーションに鈍感癖が出ていなかったことからも読み取れると思います。そうでなければ、あんなに期待してるぜ!みたいな返事は出来ないと思うんですよ。本当に魅力的になったセレナのことを楽しみにしているからこそ出きた力強い返事だったと思います。
これらのことをふまえると、サトシも少しだけでもセレナの事が気になり始めたのだと思いますよね。セレナの存在は確実にサトシにとって大きいというのは今までの旅を見ていても明確ですから、少なからずその先の感情が芽生えたなんてことも充分にあり得ると思うんですがね…。その事はこの後にセレナがエスカレーターを下る際に誰よりも前に出ていたことも今回のこの判断の基準になりました。
そしてセレナはどこか寂しそうな表情の中、エスカレーターを下っていきます。悲しくなるのは当然ですよね。小さいころにキャンプで会ってから忘れられなかった少年サトシと再び出会い、旅をするのが当たり前のような日常になっていましたから、それが終わってほしくないのは当然ですよね。長く関わっていたからこそより名残惜しいのも当たり前のことですから。
にしても、セレナはこのように自分の気持ちをハッキリと伝えるという形でサトセレに一旦ビリオドを打ってくれたのは非常に嬉しかったですよね。曖昧なまま終わってしまうのだけは嫌でしたから。これだけでも充分満足のいくピリオドの打ち方だったのにまさか想像を遥かに超えるなの出来事が怒るなんて、全く思いませんでしたよ…。
悲しそうな瞳が一気に覚悟を決めたような瞳に。何を企んでいるの?と気になった瞬間。
「サトシ、最後に一ついい?」
この画像を見ればなんとなく分かったでしょう。
何が起こったかというと…サトシに一ついい?と聞いた後、セレナはエスカレーターを逆走し、真っ正面へ立った後、つま先立ちをして、そのままエスカレーターを降りていきました。
その行動をとったセレナは顔を赤らめたまま「ありがとう!」と言い、みんなで笑顔でお見送り。となった訳です…。
正直な所、これに関してはなんと言えばいいか分からないぐらい最高すぎました。だってセレナの後言葉で満足した後にこれですよ?えぇ…最高すぎません?
正直、最後だしセレナは何か告白してくれるだろうか?ぐらいにしかサトセレの結末を期待していなかったんですよ。だって直前まであまりにも二人に進展がなかったから…。それがなんですか?急にこんなことになって…。しばらく事態が飲み込めませんでしたよw
この行動はただ嬉しかっただけでなく、本当にセレナの成長が伺えたシーンでもあったと思うんですよね。だってどちらかと言うと恋に対しては密かに思い(周りにはバレバレでしたが…w)、消極的だったセレナがここまで積極的になることが出来たのですよ?なかなかの感動ものじゃないですか?しかも、エスカレーターという一種の流れに逆らってまで自分を貫き通した。凄いですよね。
他にもサトシの態度も。ぼんやりはしていたものの、理解が出来てないようないつもの鈍感の顔じゃなかったですよね!しかも微かに微笑んでいたのですよ?前のセレナへの言葉に対してもなんとなくそんな気がしましたが、やっぱりサトシもセレナに惹かれているのではないですか?そんな気がしてならないんですが…。少なくともこれだけは言えるでしょう。いつもの鈍感の顔じゃなかったことだけは!
後、ユリーカの表情も面白かったですね!4人の中で唯一、セレナのサトシへの思いに気づいていたユリーカ。だからこそ最後の積極的な行動によくやった!と言わんばかりにガッツポーズをする姿。ユリーカのセンスを感じますw
ダンスパーティでは後一歩の所でサトシと踊れなかった。サトシが風邪を引いたときは意識がなかったとは言え、サトシの方からセレナに抱きついた。そして今度はセレナが…!回を重ねる事に進展していく二人の物語はセレナからサトシになんらかのことをしたという最高の形で幕を下ろしてくれました!なんらかのことというのは映っていないのでいいませんが、もう察しがつくことでしょうw
二人の物語の一旦最後。それは最高すぎる形に終わってくれました。本当に長年サトセレを応援して、楽しみにしてきてよかったと思える瞬間だったと思います。でもあくまで一旦の話!これで再び再開したときになんらかの進展があることきっと間違いなしだと思います!サトシとセレナの今後を見たいですよ!是非よろしくお願いしますよ?(勿論、シトロンやユリーカも忘れないようにお願いします!)
そして屋上でセレナを見送るサトシたち。その時のサトシの言葉からもセレナを信じていることがとてもよく伝わってきたと思います。
「セレナは強いから心配いらないさ。ホウエンでいっぱいパワーアップしてくる。」
本当にお互いが信じれる存在なのだなと改めて感じたところです。そしてその姿を見て、シトロンも夢を実現させると決心するところを見ると、決して二人だけではなく4人が影響を与えたっている素晴らしい存在なのだと思います。
セレナのホウエンでの成長をとても楽しみにしたいと思います!そして再開を願っていますよ!
するとシトロンは搭乗時間まで余裕のあるサトシに一つわがままを言います。
そのわがままとは…やっぱりポケモンバトルでした!
バトルに始まり、バトルに終わる。あの時と同じポケモンホルビーとピカチュウでカロス地方の旅、最後のバトルです!
ユリーカのバトルコールのもと、二人のラストバトルの始まりです!
まずはピカチュウの十万ボルト!ホルビーはかわすとそのままマッドショットです!ピカチュウも負けられません、アイアンテールで打ち返します!そして電光石火とワイルドボルトのぶつかり合い!
このバトルを見て思いました。お互いが遠慮することなく、全力を出してバトルできるその関係。その関係こそが本当に素晴らしいものですよね!サトシとシトロン。この素晴らしい仲間でライバルであるこの二人もそれぞれの道に向かって頑張っていってほしいですね!
二人が全力を出し切り、汗水流れるバトル。その様子はどんどん遠くなっていきます。最終的にはどちらが勝ったのかは分かりません。ですが、このバトルにおいてこれだけは言えると思います!
最高のバトルだったと!
サトシの飛行機を屋上から見送るシトロンたち。その顔はとても輝いたものでした。
~ホウエン地方~
セレナは今までの旅を思い出します。
「出来るだけのことはやった。」
本当にそんな旅だったでしょう。
今までの経験をバネにセレナの新たな物語がホウエン地方でいま始まろうとしています!
みんなそれぞれの夢に向かって、
~プリズムタワー~
シトロンとユリーカ。
いつもの通りシトロンは機械をいじり、その様子を近くでユリーカがみています!
この二人も今までの旅を思い出しています。
機械はまた爆発してしまったけど、シトロンはみんなを幸せにする発明家へ。ユリーカはトレーナーへ。新たな物語が始まろうとしています!
歩み始めます。
~フロストケイブ~
アランとマノン。
博士の研究の手伝いをしています!
また、メガストーンとキーストンを手に入れるため頑張ることでしょう。
終わりではなく、始まり。
~フラダリラボ跡地~
ショータ。
ダイゴさんの研究のお手伝い。
サトシと再戦するころにはもっと強くなっているでしょう。
これからが第二のスタートです。
~ある林~
サナ、トロバ、ティエルノ。
ポケモンの調査をしています!
トロバやティエルノはサトシと共にバトルを、サナはトライポカロンでセレナと再戦を願うばかりです。
夢への道は違っても、
~湿地帯~
ヌメルゴン。
仲間同士の喧嘩を止めています。
湿地帯のリーダーとして頑張ってほしいですね!
いつか一つに合流して、再開するその日を、
~ある林~
ゲッコウガとプニちゃん。
それぞれの任務を頑張ってください!そして任務を終えたとき、大切な仲間のもとへ戻って共に歩み始めるのをいつまでも待ってますよ!
楽しみにしています!
2013年10月17日
「マサラタウンのサトシが来たぞ~!」
全ての始まりでした。
「V」に合わせて流れるダイジェスト。それに出てくる一つ一つのできごとがまるで昨日のようなことばかりでした。
時に笑い、泣き、ぶつかり、乗り越える。
そのサトシたちの姿にはとても勇気を貰いました!
このダイジェストこそ、今までXYを見続けてきてよかったと思える。そんな最高のダイジェストでした。
三年間本当に楽しかったです。
たくさんの夢を希望を本当にありがとうございました!
そしてまたいつかあの4人で旅をするその日を心待ちにしています!
サトシがマサラタウンについたのはもう日が暮れた夜のことでした。
清らかな心。無邪気。感激…。
それらの意味を持ち合わせる「カスミソウ」をバックのもとサトシは家に到着します。
「ただいま~!」
その一言で、XYの旅が終了しました。
「And to our own way」
それぞれの道へ。
それぞれの道へ、サトシたちだけではなく、私たちも進んでいきたいものです。
未来へ向かってサトシたちに負けないように‥。